マヤ文明の都市伝説を解説!ゾンビによって滅ぼされた文明

「マヤ文明って何?」
「マヤ文明では何があったの?」
「マヤ文明にまつわる都市伝説が知りたい!」

この記事を読んでいるあなたはこのように思っているでしょう。

南北アメリカ大陸の中で歴史上最も発展した文明であるマヤ文明。

紀元前1000年頃から16世紀頃まで、現在のメキシコから、グアテマラ、ホンジュラスといった国近辺で栄えた文明でした。

世界史上、最も人口密度の高い密集型の文明を築きあげていましたが、突如として人口が激減し、その姿を消します。

マヤ文明の滅亡は、考古学最大級のミステリーと呼ばれているのです。

今回は、そんなマヤ文明について、文明の滅亡にまつわる都市伝説から歴史まで解説します。

マヤ文明の謎に迫っていきましょう。

あなた

マヤ文明って実はゾンビによって滅ぼされたらしい…

友達

ゾンビ?笑
絶対嘘でしょ。

友達

本当だったら、ニュースになってるよ。笑

あなた

いや、証拠があるんだよ。

あなた

マヤ文明に残された遺体には…

目次

マヤ文明とは?特徴と歴史

マヤ文明は、洗練された石器を用いてピラミッドや都市まで築くことができる高度な技術を持っていました。

他の古代文明は大河流域で形成されることが多かったのですが、ジャングルやサバンナ、ステップ地帯、針葉樹林など、さまざまな自然環境の中でも発展していたのです。

マヤ文明の発展した特徴をまとめると、

  • 優れた石器技術
  • ピラミッドや貯水槽を作った
  • 20進法による計算、天文学
  • 表意文字の発明
  • 染め物をするための染料
  • 儀式(音楽と血をささげる)
  • 歯牙変工(歯を削ること)の技術

などとさまざまな面において発展したのです。

マヤ文明にまつわる都市伝説

その歴史を突如として幕を閉じることになったマヤ文明。

数多くの謎が残り、考古学者の頭を悩ませ続けてきました。

今回は、巷で噂されているマヤ文明にまつわる都市伝説を紹介します。

紹介する都市伝説は以下の2つです。

  • マヤ文明はゾンビによって滅亡
  • 恐ろしい文化『生贄の儀式』

それぞれ解説していきます。

マヤ文明はゾンビによって滅亡

マヤ文明滅亡の真実は、ゾンビによるものだったという説があります。

一般的には、マヤ文明崩壊の原因は大干ばつだったといわれているんですね。

しかし、本当に干ばつによって、突如国が滅びたのでしょうか?

もちろん、徐々に滅亡していった背景もありますが、実は数日のうちに大規模な村、集落が滅亡したとされる証拠が見つかっています。

またマヤ文明の遺跡からは、噛みちぎられた痕跡のある遺体や、関節部分を無理やり引きちぎったような後も見つかっているのです。

数十体にも及ぶ遺体を同じ墓に突っ込んだ後もあると言います。

このようなことから、奇病が流行り、ゾンビ化した民衆が人々を襲ったため、僅かな期間で滅亡したということなんですね。

ククルカンン神殿での生贄の儀式

マヤ地域の伝統的な文化のひとつ生贄。

アジアやヨーロッパでも馬や牛、豚などを生贄にする習慣はありましたが、マヤでは人間を用いていました。

マヤ文明が滅亡した原因に、生贄が生み出した復讐の連鎖と人口減少もあげられているほどです。

元来マヤ人は、人命はもとより、儀式や精神世界を重んじる温厚な民族。

しかし後古典期の民族移動によって、トルテカ人との混血が進んだことで、生贄が実施されるようになったといいます。

トルテカ人は、夕方に沈んだ太陽が夜のうちに邪悪なエネルギーを蓄え、人に災いをもたらすことを恐れていました。その恐怖心から毎日のように生贄を捧げていたようなのです。

生贄の対象となるのは主に奴隷。神殿に捧げられると、マヤブルーという染料で体を青く塗られ、黒曜石で作られたナイフで心臓をえぐられます。

流れ出た血は『チャックモール』と呼ばれる寝姿の人像に塗り、えぐり取った心臓を像の掌に設置して、遺体を階段から引きずり下ろすそう。

階段下にいる者で遺体の皮をはがし、その皮を被って踊りを捧げるのです。一連の儀式が終わった後は、遺体の肉をスープにして食べていました。

筆者の小言

今回はマヤ文明の都市伝説について解説してきました。

今となっては考えられない文化があったマヤ文明。

実は、ゾンビによる滅亡ではなく、儀式の延長で人食が進みすぎ、滅亡した可能性もありますね。

どちらにせよ、不可解な遺体が多数発見されていおます。

人を食べるカニバリズムは世界で見られる文化ですが、マヤ文明ほど過激な文化はありません。

恨みを買いながらも人を食べていたのか。それとも奇病の蔓延によって、ゾンビ化した人間が溢れていたのか。

今後、滅亡した真実が明らかになることはあるのでしょうか?

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