「卓球に何か都市伝説はないの?」
「卓球の隠された話が知りたい!」
「誰にも知られていないような都市伝説が知りたい!」
このように思っている方もいるでしょう。
「サーッ!」という掛け声でお馴染みの福原愛選手を筆頭に日本の卓球界は盛り上がってきました。その人気は年々高まっており、4年に1度開催されるオリンピックでは、多くの方の注目を集めました。
今回はそんな卓球界に存在する知られざる都市伝説を紹介していきます。オリンピックの強豪国中国の強さにまつわる秘話や歴史を深掘りしていきます。
明日から話せる卓球の都市伝説3選
早速ですが、卓球の都市伝説を解説していきます。この記事で紹介する都市伝説はすぐに使える内容になっているのでぜひたくさんの人に話してくださいね。
ここで紹介する都市伝説は以下の3つです。
- 中国はコピー選手を量産
- 卓球の1ゲームは10分
- 卓球のラケットに隠された秘密
それぞれ見ていきましょう。
中国はコピー選手を量産
卓球大国である中国。中国の強さは全世界が認めており、実際にオリンピックの卓球で獲得したメダルの数は日本のおよそ10倍にも匹敵します。
日本の代表格である選手に匹敵する選手がたくさん所属している中国はなぜこんなにも卓球が強いのでしょうか?
実は中国の選手の強さには、コピー選手の存在があると都市伝説で噂されています。
中国は、卓球強豪国である理由のひとつとして競技人口の多さが挙げられるんですね。日本の卓球人口が30万人に対して、中国の競技人口はなんと3000万人。
その中で選りすぐりの選手20人のみがオリンピックの舞台へと出場できます。競争率の高さから必然的に強くなっているのです。
しかし残酷なことに日の目を浴びることができるのは、選ばれた20人のみ。
選ばれなかった選手はどうなると思いますか?
選抜されなかった残り2999万人以上の選手は、『〇〇のコピー選手になれ』と指示されるのだとか。
世界の競合選手の完璧なコピーができるようになったコピー選手を量産しているからこそ、最強の中国であり続けられるのです。
ちなみに中国を破って世界No.1となった平野美宇選手には中国に4人のコピーがいるんだとか。
卓球の1ゲームは10分
みなさんは卓球にプレイ時間があったことはご存じでしょうか?
実は卓球には1ゲーム10分以内に試合が終わらなければ、促進ルールが追加されるというルールがあります。
促進ルールが追加された背景には諸説ありますが、以下のような都市伝説が噂されています。
1936年、ポーランドのエーリッヒ選手とルーマニアのパネス選手の試合での出来事。
当時は時間制限のルールは無かった。エーリッヒ選手とパネス選手の実力が拮抗して、なんと試合開始から1時間を経過しても試合が終わらなかったのである。試合を観戦していた卓球連名の人たちはしびれを切らして「ルールを改正しよう!」と提案した。
卓球連名の理事が7名全員が揃えば、ルール改正を行うことができる。しかし今試合をしているエーリッヒ選手が理事の1人だったのである。
緊急会議はエーリッヒ選手とパネス選手の試合会場の中に会議机を設置して開かれた。会議の結果、『卓球の試合は1時間』という大まかなルールが決まった。
ルール改正の前にはじまった試合は最後まで行うことになり、試合終了までなんと3時間以上も有したのだ。
上記のような試合が起きたことによって、卓球は1ゲーム10分までとされたのです。
卓球のラケットに隠された秘密
卓球のラケットの色に関する都市伝説が存在します。
上記のように卓球のラケットの色が赤と黒で統一されたのは1985年のこと。ルール改正前までは特にラバーの色に制限がなかったことから、ラケットの両面を赤色、または黒色にすることが一般的でした。
なぜなら表裏同じ色のラバーを使うことによって相手を惑わせることも戦術のひとつだったからです。
しかしながら、ラバーの色が同じで回転の掛け方が見えにくくなっていたことからラリーが全く続かなかったのだとか。
そのため、観客がラリーが続き、楽しめるようにラバーの色を分けたんだとか。
ラリーが長く続くようになると、どのように攻撃して相手を崩すかが重要視され、それまでは存在しなかった技術なども登場するようになりました。結果的に選手の技術も向上し、観客も楽しめるスポーツとなったのです。
筆者の小言
今回は卓球の都市伝説について紹介してきました。
オリンピックも元を辿れば、戦争です。武力行使での戦争から身体能力や技術を争うスポーツへと転嫁しましたが、見えない戦いはいまだに続いているということですね。
都市伝説ドットネットでは、他にもスポーツにまつわる都市伝説を数多く紹介しています。
興味のある方はぜひご覧くださいね。