「ユダヤ教って何?」
「ユダヤ教は何をしているの?」
「ユダヤ教にまつわる都市伝説が知りたい!」
この記事を読んでいるあなたはこのように思っているでしょう。
イスラム教やキリスト教に大きな影響を与えているユダヤ教。その歴史は古く、数々の歴史を残しています。
近年では、『ユダヤ教の信者』か『ユダヤ教信者を親に持つ人たち』であるユダヤ人が世界に大きな影響を与えていますよね。
しかし、ユダヤ教には多くの謎があり、数々の都市伝説が噂されています。特に注目を集めている都市伝説が日本人はユダヤ人の末裔であるとする『日ユ同祖論』。
そこで今回は、そもそもユダヤ教とは何か、そしてユダヤ教にまつわる都市伝説を解説していきます。
多くの時代を作り上げてきたユダヤ教の歴史を解明していきますよ。
世界三大墳墓って知ってる?
セカイサンダイフンボ?笑
なにそれ
お墓のことだよ。笑
『エジプト・クフ王のピラミッド』とか『中国・秦の始皇帝陵』とかだよ笑
あとひとつはどこだかわかる?
んー。
ユダヤ教の歴史と成り立ち
ユダヤ教はエルサレムを聖地とする宗教のひとつです。成り立ちは、紀元前にまで及ぶため、歴史が古く、多くの出来事がありました。
そこでまずは、ユダヤ教の成り立ちと歴史を解説します。
紹介していく内容は以下の通りです。
- ユダヤ教の原点『バビロン捕囚』
- ユダヤ教はメソポタミア文明の影響を大きく受けていた
それぞれ解説していきます。
ユダヤ教の原点『バビロン捕囚』
実はユダヤ教の発生には、メソポタミア文明が大きく関わってきます。
メソポタミア文明のひとつである新バビロニア時代に起きた、『バビロン捕囚』がユダヤ教ができるきっかけになったのです。
新バビロニア王国のネブカドネザル王は紀元前600年前半に、パレスチナのユダ王国を滅ぼし、ユダヤ人をバビロンに連行しました。
こうして故郷から強制的に連行され、故郷を失ったユダヤ人。そして数十年後に解放され流ことになります。
しかし、解放されたユダヤ人の多くは帰郷しませんでした。なぜなら、発展していたバビロンでの生活が豊かで快適だったからです。
一部の帰郷したユダヤ人が、このままでは民族自体がなくなってしまうと危機を感じ、バビロンにいた頃に考えたことを『旧約聖書』という本にまとめました。
さらにエルサレムに神殿を築き、ユダヤ教を本格的にスタートさせたのです。
後、ユダヤ教にイエスが手を加え、キリスト教が生まれています。
ユダヤ教はメソポタミア文明の影響を大きく受けていた
『バビロン捕囚』によって生まれたユダヤ教でしたが、実はメソポタミア文明の影響を大きく受けています。
都市伝説と言われていますが、旧約聖書に描かれているものはすべてメソポタミアに実在していたものです。
- ノアの箱舟=メソポタミアを襲った洪水
- バベルの塔=バビロンに建設されたジッグラト
- エデンの園=メソポタミア文明の地名
上記のように旧約聖書は、メソポタミア文明の影響を大きく受けています。
今もなお多くの人に支持されているユダヤ教やキリスト教。起源ははるか昔、メソポタミア文明にあったんですね。
バビロン捕囚以前のメソポタミア文明について詳しく知りたい方や、文明にまつわる都市伝説が知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
ユダヤ教の都市伝説3選
ユダヤ教の成り立ちはいかがだったでしょうか?
歴史を踏まえ、ここからはユダヤ教にまつわる都市伝説を解説していきます。
ここで紹介する都市伝説は以下の3つです。
- 失われた10支族のひとつが日本人
- 大仙古墳にはユダヤ教の秘密が眠っている
- 神輿・相撲はユダヤ教の文化だった
それぞれ解説していきます。
失われた10支族のひとつが日本人
失われた10支族のひとつが日本人であるという都市伝説があります。
失われた10支族とは、行方がわからなくなったイスラエルの氏族のことです。
ユダヤ教が生まれるきっかけになった『バビロン捕囚』。実はその前にもアッシリア王国によって『アッシリア捕囚』が行われていました。
本来、古代イスラエルには12もの支族がいましたが、アッシリア捕囚によって10の支族の行方がわからなくなってしまっているのです。
旧約聖書に存在自体は描かれているものの、その後の行方が記載された文書は見つかっていません。
行方がわからなくなっている10の氏族は以下の通りです。
- ルベン族
- シメオン族
- ダン族
- ナフタリ族
- ガド族
- アシェル族
- イッサカル族
- ゼブルン族
- マナセ族
- エフライム族
上記の10支族は、消息を経った後、シルクロードを通り東へむかったとされていました。
現在でもこの10支族の行方を明らかにするための調査は、続けられています。実際に発足されたのが『アミシャブ』という機関です。
最新のテクノロジーを使って遺伝子調査などを繰り返し、失われた10支族を探しています。
調査の結果、ミャンマーにある部族がマナセ族の末裔であることがわかってきました。
調査が進められていく中で、アミシャブが注目している民族こそが、日本人なのです。
現在見つかっている4部族に共通する点が多い日本人。10支族のうちのひとつであるガド族が日本人の祖先なのではないかと言われているのです。
大仙古墳にはユダヤ教の秘密が眠っている
大仙古墳は前方後円墳であり、世界三大墳墓のひとつです。前方後円墳といったら、上記の画像にあるように大仙古墳をイメージする方が多いでしょう。
実はこの大仙古墳には、ユダヤ人の秘密が眠っているとされる都市伝説があります。なぜなら、ユダヤの聖典、旧約聖書に登場する神器『マナの壺』と一致するからです。
以下の画像は大仙古墳とマナの壺を比較した画像です。
取っ手の部分まで再現されているように見えます。
根拠は見た目だけではありません。前方後円墳にユダヤ人が眠っている根拠として、『帝(ミカド)』という言葉があります。
帝とは一国を統治する王の事を指し、古くは天皇の事を指す言葉でもありました。
実は「ミン・ガド」というヘブライ語から帝という言葉ができているという説があるのです。
ヘブライ語で「ミン」は「〜から」を意味し、「ガド」は失われたガド族を指します。
上記のことから天皇家は大陸から流れ着いた、ユダヤ人、ガド族の末裔なのではないかと考えられており、ガド族の王が古墳に眠っているのではないかとされているのです。
古墳周辺からは、ユダヤ人が作ったとされるガラスのお皿や壺が出土しています。
しかし、大仙古墳は天皇家によってこれ以上の調査を禁止されてしまったのです。
何か知られてはいけない歴史があるのでしょうか?
他にも日本にまつわる都市伝説を紹介しているので、興味のある方は以下の記事を参考にしてください。
神輿・相撲はユダヤ教の文化だった
ここまでの都市伝説でユダヤ教と日本に深い関係がありそうだと思いませんか?
多くの都市伝説によって関係が証明されていくユダヤ教と日本。実は、私たち日本人の文化にまで影響を及ぼしているとされる都市伝説があります。
実は、神輿や相撲はユダヤ教の文化だったという説です。
上記の画像は、旧約聖書に出てくる神器『契約の箱』。祭りでよく目にする神輿に似ていますよね。
さらに見た目だけでなく、運ぶ時の掛け声にも深い関係があるのです。
神輿を担ぎ運ぶ際の掛け声として、「えっさ、えっさ」があるが、ユダヤ人の言語であるへブライ語で直訳すると、『運ぶ』という言葉になります。
また相撲の掛け声「はっけよい、のこった」も直訳すると、
- はっけ:投げつける
- よい:やっつける
- のこった:打ち破る
となるのです。
上記のように、日本との関係性がないように見えるユダヤ教には、日本との関係があるんですね。
筆者の小言
今回は、ユダヤ教にまつわる都市伝説を解説してきました。
都市伝説はあくまで噂話である。と断言してしまうのは、早いような気がしますね。
日本人とユダヤ教との関係性は、今まさに調査が進められています。
しかし、なぜ皇室は大仙古墳の調査を禁止しているのでしょうか?
古墳には、国民に知られてはいけない秘密が隠されているのかもしれません。
今後、真相は明らかになるのでしょうか?