「今、注目されている予言が知りたい!」
「本当に予言は当たるの?」
「予言の真相が知りたい!」
この記事を読んでいるあなたは、このように思っているでしょう。
未来に起きる出来事を次々と言い当てる予言者や実際に当たっていたとしてもなかなか信じられないですよね。
しかし、実際に数千年前から言い伝えられていた予言が今になって的中することがあるんですね。
そこで今回は、噂されている予言の正体から実際に的中させた予言まで解説していきます!中には巧妙に仕組まれた予言もあるので、楽しみにしてくださいね。
予言って信じる?
信じるかな!結構当たってるよね。
そうだよね!最近はYoutubeとかでも予言してる人いるよね。
なぜ当たっているのか、その正体がわかったんだよね。
巷で噂されている予言の正体とは?
予言は、未来で起きる出来事を事前に予測し、的中させることを指します。
未来を予言する過程に科学的・合理的根拠は存在しないため、超常的な力や人知を超える能力だと信じられてきました。
ここでは、巷で噂される予言についてその正体を解明していきます。
実はほとんどが事後予言
特異な能力などを信じている方からすると残念な話ではありますが、ほとんどの予言が事後予言であると言われています。
事後予言とは、実際に出来事が起きてから、あたかも事前に予知していたかのように捏造する予言のことです。
仮に人知を超えた能力者がいたとしても、現在の技術では存在を証明することはできていません。
YouTubeで予言するチャンネルの正体
「実際に当てている動画をみたことがある!」
といった方もいるでしょう。
近年では、個人が発信しやすくなった影響もあり、予言を行っている人が増えています。
なかには事後予言とは、思えないほど精度の高く見える予言者がいるのは事実ですが、多くの予言者の仕組みは以下のように単純なんですね。
- 事前に発信するときは抽象度を高くして発言
- 事前に多くの予言を発言
上記のように発信しておくことで、事後に事実に合わせて解説していくのです。
そして外れた動画を非公開にすることで、あたかも予言が的中したように見せるんですね。
過去に数学者ピエールシモン・ラプラスが提唱した『ラプラスの悪魔』によって予言は可能であるとされましたが、その後、不確定性原理によって否定されてしまいました。
未来を的中させた5人の予言者
ここまで読み進めていくと、予言は存在しないように思いますよね。
しかし、歴史のなかには未来の予言を的中させてしまう予言者がいるんですね。
ここでは、未来を的中させた5人の予言者について解説していきます。
以下の5人が実際に未来を予言した予言者です。
- 世界で最も有名な予言者『ノストラダムス』
- 仏教の開祖『釈迦』
- 未来人『ジョン・タイター』
- インドの少年『アビギャ・アナンド』
- マイクロソフト創始者『ビル・ゲイツ』
それぞれ解説していきます。
世界で最も有名な予言者『ノストラダムス』
世界で最も有名な予言として『ノストラダムスの予言集』があります。
ミシェル・ノストラダムスが的中させたことは以下の通りです。
- ナポレオンの敗北
- ヒトラーの出現
- アメリカ同時多発テロ
- トランプ大統領の誕生
歴史的にも大きな出来事を数多く的中させているんですね。
まだ実現されていない予言として、第三次世界大戦や西洋の衰退などが挙げられます。
今後も的中するのかどうか注目ですね。
仏教の開祖『釈迦』
仏教の開祖として有名な釈迦ですが、実は2500年も前に予言をし的中させていたんです。
釈迦が発信した予言は以下の通りです。
「人々は慈しみの心を忘れ、私利私欲に走り悪行を重ね、争いが絶えない世の中となる。
親子関係が不和になり、年長者を敬わず、奇病が蔓延していく」
釈迦が亡くなってから世界各地で発生したペストをはじめ、天然痘、スペイン風邪、コロナウイルスと予言の通り、多くの伝染病がパンデミックを起こしましたよね。
まだ感染症という概念がなかったり、海外の国との交流がなかったときにこの予言をしていたのです。
また他にも、
「そして天変地異による災害が起き、国家同士の戦争がおきる。自然は破壊され、水源は枯渇し大干ばつや洪水などが日常茶飯事となり、農作物は実らず飢饉に苦しみ、多くの人が死ぬ。」
と予言しており、今後地球温暖化によって起こるであろう自然災害も予測しているんですね。
未来人『ジョン・タイター』
2000年にインターネット上に現れたジョン・タイターは、2000年11月にアメリカのネット掲示板に2036年からきた未来人であると書き込みます。
2036年の未来を変えるために過去に戻り、予言を行っていたのです。
そして、未来の出来事をいくつか予言し、的中させたことで注目を浴びます。
タイターが的中させた予言は、以下の通りです。
- 2001年ペルーの震災
- 2003年アメリカで流行した狂牛病
見事予言を的中させたことで信憑性が増しましたが、「自分の役目は果たせた」と発言し突然、姿を消したのです。
インドの少年『アビギャ・アナンド』
アビギャ・アナンドは、インドの占星術師の少年です。
コロナウイルスによるパンデミックが始まる2019年12月に深刻な危機が発生すると予言をし見事的中させます。
何よりも衝撃を与えたのが、予言を具体的に的中させたことです。
2020年3月29日から4月2日に状況が悪化して5月25日に収束する
2020年12月に深刻な危機が発生する
上記の予言の通り、はじめて東京で緊急事態宣言が発令され、解かれたのが4月7日〜5月29日となりました。
また2020年12月には新型コロナウイルスの変異種が発見されるなど、アビギャ・アナンドが予言した通りになったのです。
マイクロソフト創始者『ビル・ゲイツ』
マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツは、2015年から世界的なパンデミックを予言していたのです。
「もし1000万人以上の人々が次の数十年で亡くなるような災害があるとすれば、それは戦争ではなく、ウイルスです」
上記のようにパンデミックが起こる可能性を訴え続けており、見事に的中させたのです。
またパンデミックをきっかけに多額の寄付をしましたが、「ワクチンの中にマイクロチップを入れている」「位置情報を監視しようとしている」などといった陰謀論が噂されています。
予言を的中させた6つのアニメ・漫画
ここまで実際に話題となった予言者を紹介してきましたが、予言は漫画やアニメでもされていたんです。
ここでは、SNSやネットで話題の予言を的中させたアニメや漫画を紹介していきます。
予言を的中させたアニメ・漫画は以下の6つです。
- 『私がみた未来』の予言
- 『ザ・シンプソンズ』の予言
- 『AKIRA』の予言
- 『崖の上のポニョ』の予言
- ジョジョの奇妙な物語『ボインゴ』の予言
- 『ボボボーボ・ボーボボ』の予言
それぞれみていきましょう。
『私がみた未来』の予言
作者のたつき諒先生は予知夢を見ることができるそうで、予知夢を記した漫画こそが『私がみた未来』です。
予言の精度が高く的中していることが多いため、SNSやネットで話題となったんですね。
私がみた未来で予言され、的中したことは以下の5つです。
- フレディ・マーキュリーの死
- ダイアナ妃の死亡日
- 阪神淡路大震災
- 東日本大震災
- 新型コロナウイルスによるパンデミック
上記のように、歴史の中でも重要な出来事や重要人物に関わる予言を的中させています。
2022年に発売される完全版では、新たな予言として、2025年7月に大災難がやってくると予言しているのです。
『ザ・シンプソンズ』の予言
アメリカで長年放送されているアニメ『ザ・シンプソンズ』が、次々に予言を的中させているとして話題を呼んでいます。
社会風刺の表現が多いアニメですが、未来を的確に予言しているのです。
実際にシンプソンが的中させた予言として、以下のように挙げられます。
- トランプ大統領の就任
- 新型コロナウイルスの流行
- ロシアのウクライナ侵攻
- アメリカ同時多発テロ
- レディガガのライブ
- Apple製品と機能
これでも的中した予言の一部です。
上記の画像は、2000年にトランプ大統領就任を予言していたものです。
あまりにも的確に的中するため、たびたび話題を呼んでいます。
『AKIRA』の予言
1980年に人気を博した漫画『AKIRA』では、東京オリンピック開催延期やコロナウイルス感染拡大が予言されていました。
AKIRAでは、謎の大爆発で壊滅した東京が舞台となっており、復興していく姿が描かれていました。
復興していく姿は現実世界の東日本大震災から復興していく日本と類似しており、作中に「東京オリンピック開催まであと147日」などと書かれた看板があるんです。
こういった類似点が多いことから、AKIRAが未来を予言していたとされるんですね。
他にも作中に登場する新聞に「世界保健機関が伝染病対策を非難」といった見出しなどがあったり、オリンピックの看板に「中止だ中止!」などと書かれていることなどが話題になっているのです。
『崖の上のポニョ』の予言
崖の上のポニョは、東日本大震災で起きた津波を予言していたとされています。
作中で起きた嵐の風景が、東日本大震災で起きた津波と類似していることから、多くの話題を呼んだんですね。
あまりにも大きい反響であったため、災害が起きた2011年からしばらくの間は、放送が禁止になってしまったのだとか。
ジョジョの奇妙な物語『ボインゴ』の予言
ジョジョの奇妙な物語に登場するボインゴというキャラクターは、未来予測したものを漫画で表現するという特殊能力があります。
作中で何度も登場したボインゴは、アメリカ同時多発テロを予言していたとされます。
上記のシーンでは、テロが起きたとされる9月11日を示しており、画面左上に飛行機、そして画面左下にイスラム教の象徴である月が描かれています。
また前ページでは、実際にテロが起きた10時30分を示している描写があります。
このから事前にテロを予言していたとされるんですね。
『ボボボーボ・ボーボボ』の予言
ボボボーボ・ボーボボには、今後話題となる作品のワンシーンが盛り込まれていたんです。
上記のように、ボーボボの連載が終了してから描かれた人気作品の名シーンがボーボボで事前に描かれていたのです。
作中の予言が当たっているとしてネットでは、作者は未来人なのではないかと噂されるほどなのですね。
世間を騒がせた予言3選
最後に歴史的に世間を騒がせた予言を3つ紹介します。
中には外れたものもありますが、当時の人たちに恐怖を与え、影響を及ぼした予言を紹介していきますね。
以下の3つが世間を騒がせた予言です。
- マヤ文明の予言
- ファティマの第3予言
- イルミナティカードの予言
それぞれみていきましょう。
マヤ文明の予言
紀元前2000年から存在していたマヤ文明は、高度に文明に発達していたとされています。
高度な文明であったマヤ文明が使っていた暦『長期暦』が、実は2012年12月21日から12月23日で区切りを迎えていたのです。
そのため、2012年に人類は滅亡するのではないか、という終末論が広まったのですね。
結果的に2012年に何か起きるといったことはありませんでした。
しかし多くのメディアが取り上げたことによって当時の人たちに混乱を与えたのです。
ファティマの第3予言
ファティマの聖母による予言があります。
1916年にポルトガルのファティマで起こった出来事で、カトリック教会が聖母の出現として認めている出来事です。
1916年にファティマに住む3人の子どもたちの前に、1人の聖母が現れました。聖母は毎月13日に会いに来るよう伝えると、3つのメッセージを伝えました。
そして、メッセージは3つの予言として受け継がれることになります。
- 第1:地獄が実在する
- 第2:世界大戦が終焉する
- 第3:第3の予言は1960年以降まで公開をしない
2000年に満を持して第3の予言は公開されますが、その内容は教皇暗殺に関するもの、ということでした。
この予言の影響を受けた人は多く、有名な建築家ガウディは、サグラダファミリアにこの予言に関するメッセージを込めたと言います。
イルミナティカードの予言
1982年に発売されたイルミナティカードは500種類以上のカードで遊ぶものです。
このカードの絵柄がいくつもの未来を予言していると話題になったんですね。
アメリカ同時多発テロ事件
新型コロナウイルスのパンデミック
上記のことを的中させたとして、多くの人に取り上げられます。
一時、あまりにも注文が殺到したため、数十万円でカードが取引されたこともありました。
巷で噂される予言は『予告』になる可能性
ここまで実際に的中した予言なども紹介してきましたが、冒頭で解説した通り『予言』には科学的根拠や合理的根拠はありません。
ではなぜここまで予言が的中してしまうのでしょうか?
その理由として、事前に予言されたことを実行する人物や組織がいることが考えられます。
何が起こるかわからない未来を超人的な能力で当てる確率よりも、誰かが発信した予言を実際に実行して現実のものとしてしまう方が確率的に簡単ですよね。
世界で発信されている予言を見て、誰かの都合のいいように何者か、もしくは謎の組織が予言を現実のものとなるように活動していると考えると辻褄があいます。
真実は定かではありませんが、話題となる予言は、実は『予告』となっているかもしれませんね。
筆者の小言
いかがだったでしょうか?
今回は予言について紹介し、網羅的に解説してきました。
科学的根拠のない『予言』として捉えるのではなく、誰かの狙いのある『予告』だと捉えると今発信されている予言も現実のものになるかもしれません。
今後の動きには注目していたいものです。