「野球に何か都市伝説はないの?」
「野球の隠された話が知りたい!」
「誰にも知られていないような都市伝説が知りたい!」
このように思っている方もいるでしょう。
国内外で人気のスポーツ野球。大谷翔平の活躍が報道され、日本でもさらに人気が高まっています。
今回はそんな野球界に存在する知られざる都市伝説を紹介していきます。都市伝説のみならず、球界で実際に起きた黒い事件まで解説するので楽しみにしててください。
野球界で噂されている黒い都市伝説5選
まずは野球界で噂されている黒い都市伝説を紹介していきます。
ここで紹介する都市伝説は以下の5つです。
- シドゥー元市長の呪い
- ロッテ弁当の呪い
- カーネルサンダースの呪い
- 巨人背番号7の呪い
- 審判を操っていた落合
それぞれ見ていきましょう。
シドゥー元市長の呪い
アメリカのエンゼルスには、『シドゥー元市長の呪い』という都市伝説があります。
エンゼルスは、6年ぶりに11連敗という大敗を喫しました。日本人選手で人気の高い大谷翔平選手もエンゼルスに所属しており、この期間に打率を.242まで下げてしまっています。
11連敗の試合の多くは、前半にリードを見せており、最終回付近で逆転負けがほとんど。地元メディアは原因を追求していましたが、原因がわからず『呪い説』を提唱しました。
ロサンゼルスタイムズ紙が『ハリー・シドゥーの呪い』という説を真剣に大々的に報道。
「エンゼルスタジアムの売却が無効となってからエンゼルスが勝っていない」と結びつけたもので、「野球は、さまざまな呪いの伝承で満ちており、エンゼルスが、その最新のものの犠牲となっている。ハリー・シドゥーの呪いだ。エンゼルスには、ネイティブ・アメリカンの埋葬地の上にスタジアムを建てたために決して勝てないだろうという元々あった主張を含め、あらゆる呪いの伝承で満ち溢れていた。
引用元: YahooNews
上記のように大真面目に報道しており、不動産をめぐる事件で摘発されたハリー・シドゥーが原因であることを主張していたのです。
無理矢理のある説ですが、地元サポーター含め、多くの人がこの都市伝説が原因であると認識したそうです。
そうまでしないと11連敗に対する不満や怒りはおさまらなかったのでしょうか。
ロッテ弁当の呪い
弁当の呪いとは、千葉ロッテマリーンズにまつわる都市伝説です。
ロッテには、1996年からその年に活躍した選手をモチーフにした弁当を作る風習があります。しかし弁当を作られた選手はことごとく不調へ陥るのです。
本来はお祝いの意味を込めた商品だったのにも関わらず、不幸を呼ぶとされ選手から嫌われてしまいました。
以下の表に該当選手や起きた不幸をまとめました。
選手名 | 弁当名 | 出来事 |
---|---|---|
伊良部秀輝 | 決め手はフォークだ!イラブ弁当 | 球団とケンカ別れして、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍 |
河本育之・成本年秀 | ダブルストッパー弁当 | 両者とも故障で退団、他球団へ移籍 |
フリオ・フランコ | フランコフルト弁当 | 不振で退団 |
黒木知宏 | ジョニー黒木弁当 | 故障し長期のリハビリ |
石井浩郎 | 石井浩郎弁当 | 発売直後に故障して退団 |
小坂誠 | 小坂スチール弁当 | 発売直後にゲッツー崩しのタックルを受け右足骨折 |
ロバート・ローズ | ローズ勝つ弁当 | 発売企画中に帰国、退団 |
ボビー・バレンタイン | バレンタイン弁当 | 発売決定後にチームが5連敗 |
李承燁 | 李承燁プルコギ牛丼弁当 | シーズン後に退団し移籍 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | 楽天ウエルカム弁当 | 0対26の歴史的大敗 |
上記のように歴史的に不幸をもたらしてきた弁当。途中から方向転換し敵チームに対する弁当を作ることにしたそうです。
結果、楽天イーグルスの他、セ・リーグの対戦相手のウエルカム弁当を4種類発売すると、ロッテはその4球団に勝ち越したんだとか。
カーネルサンダースの呪い
阪神タイガースには『カーネルサンダースの呪い』という都市伝説が存在します。
阪神タイガースが念願の優勝を果たした際に、沸き上がったのが地元大阪の熱狂的なサポーターたちが事の発端です。
阪神タイガースが優勝をした際に、大阪人特有の気質も相まって、優勝の立役者であるランディ・バースに見立てて、たくさんの人を胴上げし盛り上がりました。
盛り上がりも最高潮に達した頃に1人の人物が、道頓堀川に飛びこみました。その様子を見ていた人も後に続き、川にダイブ。日本一のノリの良さを誇る大阪人。他のファンもそれを見るや否や、我も我もと次々に飛び込み始めたそうです。
暴徒と化した阪神サポーターに目を付けられたのが、ケンタッキーの店頭に置かれていたカーネル・サンダースの人形でした。見た目がランディ・バースに似ていたことから、胴上げされ、道頓堀川に投げ込まれたのです。
その翌年から阪神は『お荷物球団』と呼ばれるほど勝てなくなってしまいました。暴徒と化した阪神サポーターの様子から都市伝説が噂されるようになったのです。
ちなみに落とされたカーネル・サンダース人形は24年の時を経て、ヘドロまみれで発見されました。
巨人背番号7の呪い
巨人には背番号7の呪いが噂されています。一般的に縁起のいいとされている数字ですが、巨人サポーターの中では、呪いがかかっているという都市伝説があるのです。
背番号7の呪いは戦前まで遡ります。
最初に背負ったのは筒井修という遊撃手。甲子園優勝を果たし、大いに期待されたが、2度の徴兵で左手の親指以外の指を失い、選手生命を絶たれました。
その後、背番号7を背負った選手は、選手生命をたたれる選手が続出したのです。
- 与那嶺要:首位打者3回と大活躍するも、川上哲治監督との確執の末、中日に追放
- 桑田武:無安打のまま戦力外。その後オートレースの八百長疑で逮捕
- 柴田勲:女性との交際で騒がれ、引退後にはトランプ賭博で逮捕
- 吉村禎章:守備中に味方と激突して大ケガ。引退後に女性スキャンダル発覚
- 二岡智宏:不倫騒動を起こして日本ハムにトレード
- 長野久義:女子アナとのスキャンダルが発覚
上記のように背番号7を背負った選手には、不運が続いています。長野選手に関しては、スキャンダルを報道したのも『女性セブン』というところまで7という数字に関係しているんですね。
7を背負っただけでこれだけ多くの不運が続けば呪いという都市伝説が広がるのもうなづけますね。
審判を操っていた落合
日本プロ野球界でただひとり3度の三冠王に輝き、日本人初の1億円プレイヤーにもなった落合。
最高年俸3億8000万円、生涯年俸33億円と数々の偉業を達成してきた選手だからこそ流れている都市伝説があります。
それは落合が『審判を操っていた』というものです。あまりにも他の選手を圧倒しすぎた影響で裏で審判と繋がっていたと噂されています。
この都市伝説に対して本人は以下のよう発言。
「操れるわけないじゃない!そんな露骨にやることはないよ。」
引用元: Youtube
野球界で起きた都市伝説のような事件3選
ここまで野球界に存在する都市伝説を紹介してきました。
ここからは、実際に球界で起きた都市伝説のような黒い事件を紹介していきます。
以下の3つの事件を解説。
- 野球選手の数々の性的暴行事件
- 黒い霧事件
- 一場裏金事件
それぞれ見ていきましょう。
野球選手の数々の性的暴行事件
野球選手といえば、女性関係の事件が多く報道されており、記憶に新しいのは坂本勇人のけつあな確定事件。多くのネットニュースやSNSで話題となりました。
流行語大賞には選ばれなかったものの集英社が行った『ホントの流行語大賞』では、堂々の1位。多くの人の記憶に刻まれることになりました。
このように野球選手には女性関係の事件が多く報道されています。その中でも世間に衝撃を与えた性的暴行事件を紹介していきます。
野球選手名 | 事件 |
---|---|
坂本勇人 | 無避妊中絶トラブル |
安田尋登 | ウーバーイーツの配達後に性的暴行 |
渡辺貴洋 | 酒に酔った女性に乱暴 |
田中健二朗 | 妻へのDVや複数女性との不倫 |
中村奨成 | 中絶トラブル |
上記のように数多くの性的トラブルが発生している野球界。他にも出会い系アプリやSNSを使ったトラブルが続出しています。
応援しているサポーターからは心配の声が止まりません。
黒い霧事件
日本プロ野球における黒い霧事件(くろいきりじけん)は、プロ野球の関係者が金銭の授受を伴う八百長に関与したとされる一連の疑惑および事件のことである。1969年(昭和44年)から1971年(昭和46年)にかけて相次いで発覚し、球界のみならず社会に衝撃を与えた。
日本野球機構は八百長への関与について、「野球協約第355条が規定する『敗退行為』に該当する」との見解を発表し、関与が疑われた現役選手には「永久出場停止(追放)」「長期間の出場停止」「減俸」などの処分が下された。また、一部の選手はオートレースの八百長事件にも関与していたことが発覚し、現役のオートレース選手19名が警察に逮捕されている。
引用元:Wikipedia
西鉄ライオンズの投手が暴力団から金銭を受け取り、わざと負けるように八百長が行われた黒い霧事件は日本野球界史上最大の汚職事件と言われています。
数多くの選手が関与しており、出場停止処分や永久追放された選手は数知れません。
上記で紹介した桑田武もこの事件に関与していたことから逮捕されています。
昔の球界が黒かったのか、現在でも裏では上記のような取引が行われているのか真実は定かではありません。
一場裏金事件
一場事件(いちばじけん)は、一場靖弘(当時明治大学硬式野球部)に対し、2004年にドラフト自由枠での獲得を目指していたプロ野球の複数球団が「栄養費」との名目で日本学生野球憲章に反して現金を渡していたことが発覚した事件である。
引用元:Wikipedia
選手獲得は、球団にとっては今後の成績に大きく関与する重要なイベント。上記の一場裏金事件がきっかけで、球界の制度が見直されるきっかけになりました。
筆者の小言
今回は野球にまつわる都市伝説や事件を紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
今までの統計から呪いが都市伝説とされることが多くありました。都市伝説を流してしまうほど熱狂し注目される魅力が野球にはあるんですね。
国内で昔から人気のある野球だからこそ、反社会勢力との関わりが強く事件に発展しているケースが多いのでしょうか?
真実はわかりませんが、今後の球界にも注目していきたいと思います。